ふるさと納税は「住民税」「所得税」の一部を控除してくれる仕組みです。
けれども
- 「確定申告が不要なの?」
- 「医療費控除がある場合は?」
- 「いつまでに確定申告しないとだめなの?」
- 「必要な書類は?」
などなど疑問が湧いてくるかと思います。
そこでここではふるさと納税と確定申告について書いていきたいと思います。
ふるさと納税は確定申告が不要な場合
ふるさと納税で確定申告が不要になるには大きく見て条件が3つあります。
- ふるさと納税した自治体の数が5以下であること
- 確定申告をする必要がない人
- 寄附金税額控除に係る申告特例申請書をふるさと納税先に提出すること
ふるさと納税した自治体の数が5以下であること
ふるさと納税はどれだけしても確定申告不要になるわけではなく、5自治体までであると決められています。
「自治体」の数なので、何回したとしても同じ自治体への寄付は一つとしてカウントされます。一つの自治体で同じ金額の寄付で別のものを選べたりするのはあくまでも1自治体で数えてOKです。
確定申告をする必要がない人
- 年収2000万円以下
- 一つの会社に務めている
- 別からの収入がない
そもそも確定申告が必要ない場合は、自治体数だけを考えたら確定申告が不要と考えてよいかと思います。
寄附金税額控除に係る申告特例申請書をふるさと納税先に提出すること
これも実質二つ目の「確定申告する必要がない人」ということです。
ふるさと納税で寄付先を選んだらその自治体に「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」を送るだけで確定申告する必要がありません。ただし、寄付先の自治体にこの申請書は1月10日までに到着している必要があるのだけは注意が必要です。
ちなみにその申請用紙は自治体によって違って返礼品の中に用紙を入れてくれたり、先に用紙が欲しいと言わないともらえないなど様々なようです。
最近だと「ふるなび」「さとふる」などが申請用紙のダウンロードサービスがあるので、そちらを使うのも一つの方法かと思います。