はじめまして管理人のりょうです。

「ふるさと納税ってお得なのはわかるけど、なんとなくしかわからないから結局していない」

 

という人が私の周りに多くいて、その近くにいていると「ふるさと納税ってどういうこと?」とよく聞かれます。毎回説明してはいるんですが、毎回説明するのがめんどくさいw

そんなに興味がある人が多いなら、そう言われた時に「これ読んで」で説明できるものを作ってしまおう!ということでこのブログを立ち上げてみました。

どうせ作るなら本当に知らない人でもわかりやすいようなものを作ろうと思っています。
まずはこのページで「ふるさと納税とは?」といったところから説明していきたいと思います。

ふるさと納税って興味があるけど、まだよくわかっていないという人は是非読んでみてください。

ふるさと納税の仕組み

まずはなぜふるさと納税をすることがお得になるのかを解説していきたいと思います。

 

最初に見ていただきたのがこの2つの図。
年収600万円でふるさと納税しない場合、した場合の2つを示しています。

※税金控除額とふるさと納税額すべてが控除されるのではなく、2000円は控除されないため

 

画像で説明すると上記のようになります。
2年間で見ている理由は、ふるさと納税の「控除」は来年になるからです。

ただこれだけだとわかりにくい部分もあるかと思うので説明をしていきたいと思います。

ふるさと納税をしない場合

年収600万円でふるさと納税をしない場合、支払う税金はこのようになります。

  1. 住民税(10%):60万円
  2. 所得税(20%):120万円

合計すると払う必要があるのでそれがおよそ1年間で180万円。
ふるさと納税をしない場合2年間で支払う総合計が360万円支払って終りとなります。

ふるさと納税した場合

次にふるさと納税をした場合です。
まず初年度の税金は変わらないのでしない場合と同様に180万円となります。そして今年にふるさと納税を68,000円したとすると、今年支払うお金は「180万+68,000円=186万8000円」。

初年度はふるさと納税しない場合と比較して、ふるさと納税分だけ多く支払うことになります。

 

次の年度では支払う税金(住民税+所得税)は173万4,000円となります。

これは支払ったふるさと納税から2,000円を引いた金額66,000円が、翌年の税金から控除されるので支払う税金が下がります。
(ふるさと納税の制度で2,000円は控除の対象にならないため)

 

ふるさと納税した場合の2年間で支払うお金は「住民税+所得税+ふるさと納税」で360万2000円支払います。しない場合と比較してみると2,000円多く支払うこととなりますが、代わりに34,000円相当の返礼品がもらえることとなります。
※返礼品は相場的に支払った額の50%の還元率が相場

ふるさと納税した場合としていない場合で支払った金額の差は2000円なのですが、2,000円多く払うだけで34,000円の返礼品がもらえるなら良いと思いませんか?

ふるさと納税をしなければただ税金を払うだけ。ふるさと納税すれば+2000円支払うだけで34,000円相当の返礼品がもらえます。(※今回の例の場合)

こう考えるとふるさと納税はしたほうが絶対にお得だと思いませんか?
むしろ知っていてやらないなら逆に損した気分になるくらいです。

ふるさと納税の限度額

ふるさと納税はしたほうがお得なのは間違いないのですが、人によって控除の対象となる限度額があります。限度額を超えて購入することできますが、それ以上を支払っても控除されないので損してしまいます。
(還元率が50%なので2倍お金を払うことになる ex.5000円のものを1万円で購入する)

 

一番お得なのは限度額ギリギリまですることです。
限度額までは自己負担額は2,000円だけで良いので、ギリギリまですれば返礼品の量が増えていくのでお得度が上がっていきます。

で、肝心の限度額ですが、これは収入と家族の人数によって変わるので、大体の目安となる金額が総務省のページに載っていたので一部抜粋して載せておきます。

 独身 or 共働き
(扶養控除がない場合)
夫婦(控除あり)
or
共働き+子供1人(大学生)
300万円28,000円19,000円
400万円42,000円33,000円
500万円61,000円49,000円
600万円77,000円69,000円
700万円108,000円86,000円
800万円129,000円12,000円
900万円151,000円141,000円
1000万円176,000円166,000円

(総務省 ふるさと納税ポータル)

※「共働き」:扶養控除を受けていないこと
※「大学生」:19歳から22歳の特定扶養親族
※中学生以下の子供は控除に関係しない

ふるさと納税の返礼品

では返礼品にはどういったものがあるのでしょうか?

一例だけ上げてみてもこのようなものがあります。

金額市町村返礼品
10,000円北海道八雲町北海道産
3特毛ガニ 1kg
10,000円福井県小浜市若狭米
こしひかり15kg
10,000円福岡県春日市博多樽味屋の牛もつ鍋
辛子明太子セット
10,000円静岡県吉田町国産うなぎ蒲焼き
2尾セット
10,000円和歌山県湯浅町田村みかん5kg
11,000円長野県小谷村モンベルポイント
5,000pt
15,000円福岡県朝倉市福岡工場キリン一番絞り
350ml×24本
20,000円佐賀県嬉野市佐賀牛
A5サーロインステーキ
600g
20,000円北海道稚内市極上本ズワイ蟹
カニしゃぶセット800g
20,0000円長野県安曇野市ノートパソコン
VAIO C15

 

ふるさと納税は人によって限度額があるんですが、その上限までであればどれだけ買っても自己負担は2000円で済むので、極端な例でいえば、1万円のカニ1Kg×6でカニ6kgとか、みかん5Kg×6で30kgとかも可能です。

たった2000円の負担でこんなにたくさんの返礼品がもらえるなら良いと思いませんか?

ふるさと納税と確定申告

ふるさと納税によって来年度の税金が変わってくるので確定申告が必要と思うかもしれませんが、寄付する自治体の数が5箇所以下であれば確定申告不要になっています。(6回以上しても寄付した自治体の数が5以下であれば確定申告不要)

 

確定申告が元々必須な人の場合は必須ではありますが、サラリーマンをしていて確定申告しない場合なら手間も増えずにできるというのは嬉しいポイントです。

ふるさと納税の申込方法

ふるさと納税はどうやって申し込めば良いのかということですが、最近ではふるさと納税をまとめたウェブサイトがあり、そこから申込できます。通販で買物をする感じで申込が可能になっているので手軽に申込可能です。

ここではふるさと納税をする際に便利で、手軽にできるウェブサイトを3つご紹介したいと思います。

さとふる

テレビCMでも放映されているふるさと納税サイト。

  1. 年収・家族構成に合わせての限度額シュミレーション
  2. ふるさと納税の寄付管理サービス
  3. 独自のコールセンター

が特徴となっています。

 

特に寄付管理サービスは便利で、「いつ・どこに・いくら」ふるさと納税したかを管理できます。さとふるで利用したものはもちろんですが、さとふる以外でした寄付についても追加登録すれば全て管理できてしまいます。

シュミレーションで金額をだし、寄付の管理もできる。ふるさと納税をするならまずは登録しておきたいサイトとなっています。

 

また、さとふるで扱うふるさと納税の返礼品は基本的に1週間以内で発送されるものが多いので、頼んだものがすぐに届いてほしい人におすすめです。

対応決済方法

  • クレジットカード決済
  • ソフトバンクまとめて支払い
  • auかんたん決済
  • コンビニ支払い
  • Pay-easy(ペイジー)

ふるなび

さとふるは食品等を多く揃えているのに対して、家電が多く揃っているのがふるなびの特徴となっています。

家電製品は寄附金額が10万円以上だったりと高いのですが、実際に自己負担額が2000円であることを考えると家電をふるさと納税で頼むのはかなりお得です。具体的には長野県安曇野市のノートパソコン、長野県伊那市のダイソンなどもありました。

 

他にも長野県の小谷村であれば寄付額の半額程度のモンベルポイントが貰えたりなどなど「さとふる」にはないような返礼品も多く集まっているので、ふるなびも登録して良いものを探すと良いかと思います。

とりあえず優先して登録したほうが良いのは「家電製品」を狙うなら最初に登録するのをおすすめします。

対応決済方法

  • 納付書支払い
  • 郵便局での支払い
  • 現金書留
  • クレジットカード決済

楽天ふるさと納税

楽天市場でもふるさと納税可能です。
一番の特徴はふるさと納税でもポイントがもらえるところ。

ただでさえお得なのにさらにポイントが「購入金額」に対してもらえるのでかなりお得です。

たまにポイント10倍キャンペーンをしているところもあってその時のコストパフォーマンスの良さは楽天ならでは。1万円のふるさと納税で10倍ポイントキャンペーン中なら1000円の楽天ポイントがもらえます。

ポイント10倍時期を狙えば、自己負担の2000円もポイントで回収できる可能性もあるくらいです。

 

楽天カード会員であれば、クレジットカード利用でさらにポイントもらえるので楽天カードを持っているなら楽天でふるさと納税するのが一番お得かもしれません。

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